個人の時代


公務員と一般企業。



私はどちらでも働いたことがある。



それぞれメリット、デメリットがあったので、備忘録として記録する。







一般企業のメリット

とにかく利益を上げなければいけないので、いい意味で必死になれる。
ぬるま湯とは真逆の世界。
ノルマを達成するために、自分自身で工夫をするし、頑張れば頑張った分給料に反映されることが多い。


デメリット
逆に成果を出せなければ、給料が下がるし、下手したらリストラだってある。
休職者に優しくないことが多い。








公務員のメリット
とにかく福利厚生はいい。
休職しても、クビになることはないし、基本労働者は守られている。
仕事をそこまで頑張らなくても、昇給する。
景気に左右されず、必ずボーナスが出る。



デメリット
とにかく無駄な仕事が多い。
上司から決裁をもらうまで、時間がかかりすぎている。
融通がきかない組織体制。
何か新しいものを生み出す気概もないし、仮に生み出すことになっても、生み出すまでの時間が半端なくかかる。





もうすぐ2020年。
私が定年を迎えるのは、2050年頃か。





おそらくこれからの30年、想像以上に社会は変わっていくだろう。

次々とこれまでの常識を覆すことが起こるに違いない。それに自分たちは、上手く対応して、変化していかなければいけない。




そういう世の中になってきている。





変化に対応できないと、ますます苦しくなってきそうだ。





私は今公務員(正確に言うと公務員に準ずる団体職員)なのだが、




クリエイティブさはいっさい感じられない仕事をしている。



上司の判子をもらうことが、仕事の大半を占めている気がする。





こんなことしていて、大丈夫なのだろうかと、いつも不安になる。









これからは、自分はこれができる!このできることは、いろんな会社で重宝される!


というスキルを持っている人ほど、活躍できる社会になっていくに違いない。




最近はwebマーケティングというものに興味を持ち始めたので、独学で勉強している。






公務員が安定なのかどうか、今後は一概に言えないと思う。

仕事はますます増えてきているし、他の民間企業で通用するスキルは、ほぼ身につかない。
精神疾患にかかる人も例年増えてきている。
それが本当の安定と言えるのだろうか。楽しいのだろうか。




とはいうものの、メリットも少なからずあるので、すぐ辞めるなんてことはしないのだけれど、






常に疑問を持って、自分に足りないもの、身に付けたいものを補うために、時間を作ってコツコツ努力していくことが1番大事だと思う。







1つの会社に頼る、あてにする、しがみつく人生だけは歩みたくないな。