ぼったくりバーとブラック企業


先日、
「YouTuberがぼったくりバーに潜入してみた」
みたいな動画をたまたまみつけたので見ていた。




ビルのだいぶ上の階にそのバーがあり、簡単に外に出ることはできない店だった。




YouTuberは、お菓子とコーラを注文していた。
その請求額が、なんと9万円。




YouTuberは、ものすごい強心臓の持ち主なのか、店員に、なぜ9万円もとるのか、明らかにぼったくりですよね?と、何度も質問し、反論した。


店員は、しらばっくれて、この氷が何千円するとか、明らかにおかしな回答をしている。払うまで帰させませんとも言っている。


店員は見るからに悪そうで、怖い雰囲気があった。



ここで、YouTuberが一言。
「ぼく、YouTuberなんですよ。店入ってからずっとこの会話録音してます。このあとYouTubeにアップする予定です」



店員は
「はぁ?うわぁ、めんどくせぇ〜」

ここでいきなり店員の態度が変わりました。
素が出たかんじですかね。


結局、普通の代金払っていいから、動画には載せないでくれみたいな交渉で、この動画は終わったのですが。(店の名前までは本当に動画にアップしていませんでした)




何が言いたいかっていうと、これ、ブラック企業で社員が同じような対応したら、同じように会社側が嫌がるってことです。




人目につかないことを言いことに、何を言ってもいいと思っている人は腐るほどいて、
その人の目につかないところに、多くの被害者がいる。


目に見えないから、世間一般には全くわからないし伝わらない。過労死とかの報道がテレビでされて、初めて我々はその情報を知る。



死んでしまってからじゃ、遅いんですよ。
苦しんでいるときに、助けてあげられなきゃ意味がない。




自論ですが、例えば自分が勤めてる会社がブラック企業だったり、上司にとんでもない暴言を吐かれたり、パワハラを受けたと感じたときに、どんどん実名でSNSで発信していけばいいと思うんです。



そのメッセージを受け取る公的団体みたいなところを作り、そこがちゃんと受け止めて、罰を与えたり、ネットニュースにバンバンあげていけばいい。テレビとかのメディアだと政治的な権力とかあってなかなか難しいから、ネットで広めればいい。



ブラック企業は淘汰されるべきです。
労働者にとって、間違いなく百害あって一利なしの存在だと思います。




あきらかにおかしいことをしている人や会社に、

「めんどくさ」と思わせたとき、

その人や会社が変わるチャンスです


そこで変われない会社を、どんどん潰せる世の中になれば1番いいのですが。




SNS普及により、少なからず昔よりは労働者有利になってきているはず。
もっともっと労働者側が声を上げて、社会が変わっていかなきゃだめだと思います。